
はじめまして。有限会社エーアイの飯澤と申します。
私は十数年間、実店舗で小売業を営んできました。(ペンダントとは関係のない業種ですが・・・)それと同時に2006年11月からインターネットでこのペンダントを販売し始め、おかげさまで今までに30,000人以上の方にご愛用いただいております。
今は、実店舗での経験を生かし、この仕事に熱意をもって取り組んでおります。
でも、問題があります。
それは・・・
遺骨を納めるペンダントの存在があまり知られていないという現実です。
このようなペンダントは、誰もが求めるような商品ではないため、実際の店舗で販売しているところはほとんどありません。
インターネット販売が主流なので、一般の方が目にする機会が少ないようです。
エンゼルペンダントをより多くの方に知ってもらい、必要とされている方の少しでもお役に立ちたい。
というのが私の使命のように感じています。
小売店を経営している頃、パソコンがどんどん家庭に入り込みインターネットでの買い物が当たり前のようになっていきました。私の店でもそちらの市場にお客様が流出しているという感覚がありました。
その頃はインターネットの市場に参入したいと思うだけの悶々とした日々を過ごしていたのですが、あることをきっかけに決心しました。
そのきっかけは・・・
私には家族の一員として過ごしている愛犬がいるのですが、その母親犬がガンで亡くなってしまい、飼い主さんの落ち込みようを見ると声も掛けられない状況に出会ったのです。(お子様がいらっしゃらなかったので我が子として愛情を注いだ愛犬でした。)
数日後にお会いすると、その方は遺骨を納めたペンダントを身につけていて、「○○(愛犬)は今はここにいるんです」と、その四角いペンダントの上蓋をあけて中の遺骨を見せてくださいました。
以前に新聞の記事で読んだことがあり、遺骨を納めるペンダントの存在は知っていたのですが、それは明らかにアクセサリー用のペンダントで網目模様が入っていたので、隙間から雨などが入ることは一目で分かりました。
「もっとちゃんとした物はないものかな」と思い、インターネットで調べたのですが、形や素材は様々なものがあっても、防水をうたっているものは当時見つかりませんでした。
「そうだ、これでいこう!」
そう直感的に決めて、パソコン教室に通い始め、アクセサリー製造会社さんとも交渉して、半年後にようやくホームページを公開することができました。
しかし、インターネットに対するノウハウも何もないので、そう簡単に売れるわけもありません。
何日か経ち、やっぱり「無理なのかな…」と思い始めている頃に、
一本の電話が・・・
ついに注文の電話が来ました。
慌ててメモをとり、電話を切った後には、感動で目が潤んだことを今でもはっきり覚えています。
それからは希望を持ち、ホームページもコツコツ改良し、注文も少しずつ増えていったのですが・・・
今度は意外なことに、
「亡くなった家族の遺骨を納めたいので売ってください。」というお電話をいただくようになってきたのです。(当時は、ペットの写真をトップに貼り付けたホームページでした。)
この商品の目的は「かけがえのないものを失った不安や悲しい気持ちを少しでも和らげる」というものですので、こだわりなく販売させていただきました。
大切なご家族はもちろん、最愛のペットも、かけがえのないものには変わりなく、失った不安や悲しみは他人には分からない重みがあると考えています。(いまは半々くらいの割合でご注文をいただきます。)
当店では、定期的にお客様の声を伺わせていただくお願いをさせていただいていますが、その数もどんどん増え、様々なご感想をいただき本当に感謝しています。
大切にファイリングし、いつでも読めるようにして、感動とやる気をたくさんいただいています。
その中でも印象深いものは、
「感謝の気持でいっぱいです!
エンゼルペンダントに出会えたことは私にとって本当に本当に奇跡であり、おかげで、今この自分がいるのだと思います。
3年たっても前に進むことができず、壊れていく私を案じて母が、このペンダントに出会わせてくれたのではないか・・・
私はそう思っています。
ー途中は省略させていただきますー
いまはいつも一緒だから大丈夫です。」
このお便りをいただいた時は「役に立てた」と実感でき、うれしくて涙が出ました。
もう一通、
「先日はエンゼルペンダントを送って頂き有難うございました。
私たちのたった一人の息子がH19年12月20日に突然この世から居なくなりました。
今だに実感がなく悲しみにくれる毎日です。
(途中は省略させていただきます)
先日主人が帰ってきて突然ペンダントを渡してくれました。
私はまさか主人が子供の骨を知らないうちにとっておいたとはびっくり
(夫の愛情の深さを知り涙が止まりませんでした。)
いつも肌身離さず付けておりますと、常に子供と一緒に居るようでとても安心し、うれしく思い感謝いたします。有難うございました。」
このお便りも、ご主人の思いやりに大感動して、自然に目が潤んできました。
(このお便りは2通とも「お客様の声のページ」に掲載させていただいています。)
今までに数多くの「お客様の声」をいただいて実感していることは、”このようなペンダントを身につける”というほんのちょっとしたことで、不安な気持が楽になったり、前向きになったりするということです。
また、“感動”や“やる気”や“励まし”を与えてくださる「お客様の声」はまさに宝物で、お寄せいただいたお客様には本当に感謝しております。
最初は商売だけのことを考えて始めたのですが、今では気持ちが変わってきています。
お客様に感動を与えていただき、お役に立っていることを実感させていただく度に、この商品にも思い入れが一段と増し、もっと多くの方にお役に立てていただきたい。という思いが強くなってきて、この商品を広めることが“使命”とも思えるようになってきました。
おかげさまで、すでにご愛用いただいている方からのご紹介や口コミなどで広まりつつありますが、まだまだペンダントの存在を知らない方が多いのが現実です。
私どもは小さな会社ですが、必要としているもっと大勢の方にエンゼルペンダントが届くようにこれからも努力していきたいと思っております。
私は文章を書くのは得意ではないので、読みづらいところもあったと思いますが、最後までお読み頂きありがとうございました。
気持ちだけは伝わったことを祈ります。